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Case Study

大判の青焼き図面から、社内旅行の写真や帳票、所蔵する絵画まで、会社の歴史をまるごと電子化した。

創業時から90年にわたって蓄積されてきた社内資料を電子化し、NASで納品

DX推進

文書電子化

スキャニング

電子化作業の様子

Summary

  • 写真や帳票から大判の青焼き図面まで、多種多様な資料の電子化が可能
  • 絵画なども、表面の凹凸を活かし忠実に複製してデータ化
  • データ化の目的、その後の活用法に応じた、画像処理、納品形態などを提案

本社新築にあたり、社内資料を電子化したい

以前より取引関係にあったクライアントより、本社を新築するにあたり、創業時より蓄積されてきている社内資料を整理して電子化したいとの相談がありました。詳しく話を聞くと、電子化したい社内資料には、新聞の切り抜き、帳票、社員旅行といったアーカイブを目的とするものと、これまで携わってきた電気工事の図面など、今後も使用する可能性が高いものがあることがわかりました。

多様な対象物を、それぞれに最適な手法で電子化

弊社では、クライアントからお預かりした35,000点超の資料を種類ごとに分類し、管理表を作成。そのリストに従って、通常のスキャニング、複写など、それぞれに応じた手法でデータ化していきました。弊社では、B2サイズの青焼き図面などの大型サイズのものも、専用のスキャナーを使ってそのままのサイズでスキャニングすることが可能ですし、絵画など表面に凹凸があるものを、奥行きやニュアンスを写し取ってデータ化することも可能です。
また、画像オペレーターが随時チェックし、必要に応じて補正を施して、古い手書きの帳票や青焼き図面などの細かい文字まで、鮮明にデータ化しました。

クライアントの使い勝手を考慮した納品形態を提案

納品形態については、ハードディスクをはじめ、クラウド、DVDなど、多様な対応が可能です。弊社では、クライアントからその後どのように活用するつもりなのかを聞き取り、それに沿った提案をしており、今回は、社内で共有し、特に図面については、現場や取引先でも必要に応じて閲覧できるようにしていきたいとのことでしたので、NASとSPBOOK(弊社電子書籍サイト)をご提案しました。クライアントがNASを選択されたので、管理表を添えて納品しました。
なお、納品したデータのコピーは、アフターフォローとして1年間保管しています。

クライアントからの評価

創業90年を迎えるにあたり会社の歴史を電子化することができたと、大変喜んでいただきました。また、古い図面を鮮明な形で電子化したことで、打ち合わせや現場作業中に容易に閲覧できるようになり、改修工事の設計の際などの作業効率も上がったとお聞きしています。

請け負った
具体的な業務

  • 35,000点を超える、帳票、決算書類、社内報、新聞の切り抜き、写真、大判の図面、絵画などのデータ化